不動産担保でキャッシング!普通のキャッシングとの違いとは?
最近は街中やインターネットでもよく見かけるようになった金融業者の広告。電車に乗って、改めて広告を眺めてみるとその金融関係の広告が多いことに驚かされます。一昔前だと、消費者金融というとあまりよいイメージがなかったのですが、現在では銀行が母体となっているところもあり、ずいぶん安心できるようになりました。
さてキャッシングというと皆さんはどんなものをイメージしますか?街中に自動契約機がある、あるいはインターネットで申し込みをし、すぐにお金が借りられるというイメージをもたれている方もいるかと思います。こういったところで契約する場合、担保がなく(正確にいうと信用情報に基づく「信用」という担保はあるのですが)借りられる金額が小額であり、金利が高いという特徴があります。
一方、今回ご紹介する「不動産担保キャッシング」は少し契約に時間はかかりますが、金利が安く、多額のお金を借りることができるという、ここぞという時に使えるキャッシングなのです!今回はそんな不動産キャッシングについてご紹介したいと思います。
担保とは?
不動産担保キャッシングとはその名の通り、不動産を担保とするキャッシングです。担保は「何かあった時にはこれ(担保)があるから、お金を貸してほしい」というものです。つまり、お金を返せない時には担保を差し上げますよという契約になります。
友達や家族にお金を借りるときは信用があるため保証がなくとも貸すことができますが、赤の他人にお金を貸す場合、貸す側は何も保証がないのは不安ですよね。そこで保証として金融業者が求めるのが担保なのです。担保には人的担保と物的担保があります。
人的担保は自分が支払えない時に他の人に支払ってもらう、いわゆる連帯保証人です。物的担保は返済できなくなった際、資金に換えることで貸したお金を回収できるもの、今回のテーマの不動産も物的担保となります。
どういう使い方をするの?
前述の通り、担保がしっかりとあれば、担保に見合うだけのお金を借りることはできるし、たとえ金利が低くとも確実に返済が見込めるため金融業者側は安心してお金を貸すことができるのです。不動産も「しっかりとした担保」のひとつであるため、高金額、低金利のキャッシングが可能になるのです。
筆者には想像もつきませんが、億単位での借り入れも可能です。大きな夢を持って起業したり、マンションから一軒家に住み換えるというときに向いている借り入れ方法といえます。不動産としては買ったけれど住んでいないマンションの1室、自宅、土地が担保にできます。ただし、担保にできる不動産は貸してくれる企業によって異なり、また借り入れできる金額も異なっているので、数社に相談するのがよいでしょう。
これだけは注意しましょう!
返済は必ずしましょう!これはかなり重要です。返済できなくなった場合には担保にした家屋そのものを失う可能性があります。自宅を担保にしていた場合には最悪です。住むところを失ってしまうので、無理な返済計画は立てないようにしましょう。また契約するにあたり、事務手続きや審査が多くあるため、実際にお金を借りるまでには時間がかかります。緊急の用事でお金を借りるには不向きなので、注意が必要です。
不動産担保キャッシングは、不動産を持っている人にとても有利な融資です。お持ちの不動産はありませんか?もし、お金に困った時、早めに金融機関に相談してみるのもよいでしょう。持っているものをうまく使って、上手に借り入れしましょう!