借入とはなんですか?知っておきたい金融用語
お金を借りようと思った時、いろいろ調べていると専門用語がいっぱいあってよく分からない…なんて事態に陥っていませんか?筆者はかつてそうでした。恥ずかしながら、正直なところ、年率と金利の違いも良く分からず、ごちゃごちゃになっておりました。わざわざ分かりにくい文章で書いて、相手に理解させる気がないのではないか…と疑ったほどです。
今回はこれからお金を借りるあなたに、よく目にする単語についてご説明します。これで、訳も分からずお金を借りることにはならないはずです!
借り入れ(かりいれ)
一番最初に目にする単語だと思います。借入れとはお金を借りる行為そのもののことです。言ってしまえば自分にとっては「借金をする」ことです。一般的に金融機関から借り入れをする場合には利息が必要となります。
借り入れできる条件は金融機関によって異なるため、銀行や消費者金融に相談するとよいでしょう。
融資(ゆうし)
よく「ご融資できます」という文章を見かけると思いますが、こちらは金融機関がお金を貸すことに該当します。融資は「資金を融通する」という意味です。なんらかの事情でお金が必要なあなたのお金をなんとかしますよ、ということです。
目的が限定されるもの(住宅ローン、自動車ローン)や目的を限定しないフリーローン(お金の使い道は自由)があり、借りるときにはやはり金融機関に相談してみるとよいでしょう。一般的に目的を限定されたローンのほうが金利は低く設定されています。
金利(きんり)
金利とは借りているお金にかかってくる利息の割合です。年利〇%とありますが、これは1年間にかかる金利となります。そのため「借りたお金×年利(%)=1年間にかかる利息」になります。しかし、途中でお金を返していくと、その返した段階で利息は減っていくため、実際に計算する時は、「借りたお金×年利(%)÷365日(1年間)×借りていた日数」となります。
金利は大きい金額を借りる場合には少なく、小額の時は多くなります。現在は賃金業法により、10万円以下の時には年利20%以下、10~100万円の時に18%以下、100万円以上のときは15%以下とされています。金融会社により金利は異なる為、比較すると良いでしょう。
分かりづらい用語をいくつか挙げましたが参考になりましたか?日々の生活や、人生がかかってくるお金の問題だけに、正しい知識を持っていたいところです。